
北海道在住の「絵本作家そら」が立ち上げたプロジェクト。
絵本というツールを使って大好きな北海道を豊かにしたい、
元気にしたいという想いから始まりました。
このプロジェクトには以下の2つの目的があります。
1 絵本で心を豊かに育む
2 絵本で北海道の経済を活性化
絵 本 大 国 北 海 道
-ピクチャーブックアイランドプロジェクト-
1 絵本で心を豊かに育む
幼い頃、毎晩母に絵本を読んでもらっていました。
3人姉弟だったので、母はいつも3冊の絵本を読んでくれました。
私たちは母にくっついて布団にもぐり、その読み聞かせを楽しみにしていました。
母の優しい声、3人でかじりつくように見入った絵、笑ったり、怖がったりした物語、そして家族の温もり…。
寝る前の読み聞かせは私にとって至福の時間であり、その思い出は今も私の心を支える土台になっています。
絵本は、子どもたちの心に栄養を与えてくれます。
絵と物語で紡ぐ世界が、豊かな想像力と生きていく力を育みます。
そして、絵本に触れた時間と空間は大切な記憶として
いつまでも心の根っこをしっかり支えます。
私自身がそれを強く実感しながら育ちました。
さらに、絵本はカラカラになってしまった大人の心に潤いを与え、忘れかけていたものを思い出させてくれます。
そう、絵本はタイムカプセルの役割も担ってくれるのです。
北海道に暮らすすべての子どもたちとかつて子どもだった大人たちの心が豊かになるよう絵本制作、
読み聞かせイベントなどを行っていきます。
2 絵本で北海道の経済を活性化
絵本と経済がどう結びつくの?
そう思われる方がいるかもしれませんが、心の豊かさには経済の豊かさも必要だと感じています。
北海道全体の経済の底上げに、絵本作家として私ができることはないかと常々考えてきました。
北海道は、豊かな自然と食に恵まれ、それらをベースにした観光資源も豊富です。
この恵まれた環境にさらに付加価値を付けるのが「絵本」です。
絵本を通して北海道の魅力を伝え、さらに世界に誇れる文化・芸術の発信地としての土壌を北海道に造っていきます。
具体的な内容としては、北海道の各企業・団体との商品・製品作り、建物や施設内のビジュアルコラボレーション、
町おこしの映画等の制作や絵本・冊子制作のコラボレーション、読み聞かせイベント、ライブペイントイベントなどです。
こうした新ビジネスの構築により、新たな観光資源を生み出し、経済を活性化。北海道の大地を豊かにしていきます。
●現在の活動について●
2020年より、
コロナウイルス感染防止対策として、
オンライン読み聞かせのイベントも導入。
また、ソーシャルディスタンスのイベントも
オンラインと併用して導入しています。
さらには絵本アニメーションを開始。
第16回札幌国際短編映画祭では
絵本アニメーション映画で受賞、
今後はオンライン化を機に
「絵本大国北海道」のプロジェクトは、
より環境に優しく、
世界に発信できる活動を目指します。
絵本作家そら
